摂食障害の脳科学
皆さん摂食障害という言葉は聞いたことがありますか?
摂食障害は過食症、拒食症、過食嘔吐の3つに分類されます💡
◆拒食症:食べ物をほとんど食べない状態
◆過食症:無茶な量を食べてしまう状態
◆過食嘔吐:食べた後に食べたことを後悔し吐き出してしまう状態
日本ではダイエットがきっかけで、過食症、拒食症、過食嘔吐になってしまう方は年々増加しています…日本はダイエット文化が強いですよね〜
大学の時柔道大会に出るために私は、一度だけ無理な減量を行った時があり、摂食障害の気持ちが分かる体験をしました。
そう言った経験から、現在は摂食障害の方に対しての相談や栄養指導も行っており、皆さんに健康的なダイエットを行って欲しいと強く感じます。
今回は摂食障害を脳科学的観点からお伝えしたいと思います💡
食欲ホルモンと脳
私たちは、食欲調整するために2つのホルモンがあります。
①レプチン:満腹ホルモン。脂肪細胞から作られ、食欲を減少させる。
②グレリン:空腹ホルモン。胃や腸から作られ、食欲を増加させる。
摂食障害の方は、レプチン(満腹ホルモン)の分泌が少なく、グレリン(空腹ホルモン)の分泌は多くなっています。
つまり、摂食障害の方は、体ではもの凄く食べ物を欲している状態になっています。
ではなぜ、食べることに対して拒否するのでしょうか??
答えは脳が食べることに対して恐怖を感じているからです。
摂食障害の方は脳の『扁桃体』というところが、食事の際に過活動となります。
扁桃体は、恐怖を感じる脳の領域です。
つまり、摂食障害の方は『食べることが太ると思っていまい怖い』のです。
◆拒食症:体は栄養を欲しているが、怖いから食べない
◆過食症:体が欲しているため無茶な量を食べてしまう
◆過食嘔吐:体が欲しているため無茶な量を食べるが、怖いから吐いてしまう
皆さま何かこの情報をより詳しい方がいたら、コメントでも個別でも大丈夫なので連絡ください✨